open2ch なんJ(op)に立った「歴史好きのワイちゃんが軍事資料を貼るだけ」というスレが静かな神スレになっていた。
投稿者は歴史・ミリタリー好きの一般人。曽祖父や祖父の代から受け継いだ日露戦争・第一次世界大戦・支那事変・太平洋戦争の実物資料を、ただひたすら貼っていくだけのスレだ。
250キロ爆弾の破片、零戦のかけら、ドイツ兵の従軍記録、各国のインフレ紙幣まで、教科書でしか見たことのない「本物」が次々登場し、読んでいたおんJ民から「良スレ」「はえー」の声が相次いだ。
煽りも荒れもない、ただただ知的好奇心をくすぐられる158レスの記録をまとめた。
PART1:いきなり本物 250キロ爆弾の破片と第一次大戦の手帳
1:名無し
見るだけでも歓迎やで
4:名無し
250キロ爆弾の破片
8:名無し
>>4
これ飛んでくるんやから堪らんよな
12:名無し
第一次世界大戦のドイツ軍の手帳
14:名無し
>>12
なんて買いてあるん
15:名無し(イッチ)
>>14
ソンムの戦いにでて捕虜になったらしい
※ 初手からいきなり実弾の破片。しかも「持ち主はソンムの戦いに従軍しのちに捕虜になった」という来歴付きで、もう手帳一つで小説が書けるレベル。
PART2:零戦の破片、空母、ナチス切手…第二次大戦グッズ続々
22:名無し(イッチ)
空母たち
画像を見る
27:名無し(イッチ)
零戦の破片たち
31:名無し
>>27
こういうの憧れる、やっぱり高い?
34:名無し(イッチ)
>>31
そんな高くないけどほぼ出回らない
29:名無し(イッチ)
ナチス切手とフランス占領下ヴィシー政府の切手
※ 「高くないけど出回らない」というのがミリタリー収集の怖いところ。金額の問題じゃなく、そもそも市場に出てこないから買えない。
PART3:曽祖父・じっじの遺品 西南戦争から支那事変まで
32:名無し(イッチ)
西南戦争時の大砲の弾
38:名無し(イッチ)
なんか先祖が西郷側で戦ったとかなんとか
36:名無し(イッチ)
じっじが支那事変から帰還した時に持って帰ってきたやつ
64:名無し
>>55
失礼な質問で申し訳ないんやが
人殺したことあるんか?
65:名無し(イッチ)
>>64
衛生兵やったからどうやろ
66:名無し
特攻隊を指導してたとか婆さんが言ってたわ
俺は嘘だと思ってるけど
67:名無し(イッチ)
>>66
まじやったらあんま言わない方が良さそうやな
※ 「人を殺したことあるか」という直球の質問にも「衛生兵やったから」と静かに答えるイッチ。ネタスレの空気から一転、急に戦争のリアルが顔を出す瞬間。
PART4:お金の博物館 インフレ紙幣と各国の軍票
96:名無し(イッチ)
よく教科書にある第一次世界大戦後のドイツのインフレ紙幣
103:名無し
>>96
当時は紙切れ同然だったんでしょ
今なら結構高いんだろうな
104:名無し(イッチ)
日本もドイツも戦局が悪化すると錫のお金を作るようになるんや
106:名無し(イッチ)
第一次世界大戦後のインフレ切手
108:名無し
>>106
切手にもインフレがあるんだ
初めて知った
110:名無し(イッチ)
>>108
5億マルクとか色々あるで
※ 「戦局が悪化すると錫のお金になる」という一言に歴史の残酷さが凝縮されている。金属も紙も足りなくなっていく国の末路が、コレクションのグラデーションとしてそのまま見える。
PART5:一番価値が高いもの、そして遺品への向き合い方
72:名無し
イッチの持ってるの1番価値が高いやつってどれなんや?
73:名無し(イッチ)
>>72
たぶんこれや
95:名無し(イッチ)
>>94
部隊によるけど731部隊のは2万後半くらいやった
83:名無し
博物館から寄贈してほしいとか来たりするレベル?
84:名無し(イッチ)
>>83
来たことはないけど、じっじのやつとか空襲の記録とかは市かなんかに寄贈しようか悩んどる
89:名無し
>>84
爺さんの軍服どっかに寄贈しとけば良かったな
1万円で売ってもうた
※ 「売ってもうた」の一言が地味に重い。個人の家にある戦争資料は、持ち主の意識ひとつで博物館行きにも古物商行きにもなる。イッチの「悩んどる」は誠実な態度だと思う。
PART6:ソンムの戦いを生き延びた一人の兵士の記録
144:名無し(イッチ)
ソンムの戦いに参加したドイツ軍兵士の履歴
146〜148:名無し(イッチ)
1916年6月〜9月:ソンム川の戦いに参加
1916年7月〜9月:アルトワ地方の塹壕戦
1917〜1918年:フランドルでの陣地戦・撤退戦を転戦
1918年10月16日以降、英軍歩兵部隊に捕虜として収容
151:名無し
>>146 >>147
1918年休暇なしでずっと戦闘・・・
152:名無し(イッチ)
>>151
一応生還できたらしいからよかったのかな
※ 1916年から1918年まで、休みなくフランドルの塹壕を転戦し続けた一人の兵士。最後は捕虜になって生き延びた。手帳一冊に、そんな4年間が刻まれている。
155レス目でイッチは「そろそろネタ切れやバイチャ」と静かに去っていったが、スレは最後まで荒れることなく「おつおつ」「おつ」の一言で締められた。
爆弾の破片、零戦のかけら、インフレ紙幣、そして一人の兵士が4年間戦い抜いた記録――。教科書の中の出来事が、誰かの「じっじ」や「曽祖父」の実体験として自宅に眠っている。そう考えると、身近な人にも聞いてみたくなる話だ。
あなたの実家にも、こういう歴史は眠っていないだろうか。
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