九州国立博物館(福岡県太宰府市)の特集展示「九州渡来仏」で、中国・北魏時代(453年)の金銅仏「如来坐像」が公開され、話題になっている。日本に仏教が伝来する100年ほど前に作られたもので、国内で見つかった渡来仏としては最古とされる。展示は8月30日まで、30年ぶりの公開という。
像高はわずか11.6センチ、台座を含めても22.7センチの手のひらサイズ。台座には「興安二年四月八日」の年号と「釋迦文佛」の尊名が刻まれ、北魏時代前半の453年製と判明している。長崎県対馬市で1988年に発見されるまでは、集落の小さなほこらで「田福様(でんぷくさま)」として個人宅に代々祭られていたという。
同館主任研究員の大澤信さんは「欧米を含む世界中の仏教美術研究者が注目している仏様」と説明。九州各地でこれまでに200体以上の渡来仏が発見され、そのうち130体以上が対馬に集中しているそうで、大澤さんは「対馬は渡来仏の宝庫。朝鮮半島との近さや、国境の島という地理的環境、常にアジアとの交流の最前線にあった歴史に関係する」と指摘している。
詳しくは読売新聞オンライン発の記事、および九州国立博物館の展示ページ(https://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_pre201.html)を参照。
PART1:まさかの「手のひらサイズ」に驚きの声
まあでもそうか
渡来人が持ってくるとして大仏みたいな大っきいのは船で持ち運べないわな
※台座含めても22.7センチ。想像より遥かに小ぶりなサイズ感にツッコミ殺到だった。
PART2:「田福様」の由来に和む住民
行ってみたいな
PART3:仏像トリビアで盛り上がる考証班
入れるんじゃない?
僧侶が目を描き入れて魂を迎える儀式(開眼供養・かいげんくよう)を行うことで、初めて信仰の対象である「仏様」になる
これには、自分一人の力で生きてきたと勘違いするパワハラマインドを殺す効果がある
日本に渡来したものしか残ってない
※「文革のたびに焼かれた」という指摘には、住民から「だから対馬に残ったのは奇跡」との声も。1300年以上前の仏像がひっそり民家で祀られていたロマンに、みんな夢中になっていた。
PART4:防犯・保存を心配する声
※対馬では過去に観音寺の仏像が盗まれ13年ぶりに戻ってきた例もあり(記事本文より)、住民の心配は杞憂ではない。
手のひらサイズながら1300年以上の時を超えて対馬の民家で大切に祀られてきた「田福様」。北魏時代の金銅仏という歴史的価値もさることながら、名も知れぬ集落の人々が長年守り継いできたロマンにニュー速+民も夢中になった一幕だった。展示は8月30日まで、九州国立博物館にて。
あなたの地元にも、実は貴重な文化財が眠っているかもしれません。近所のほこらや神社、一度調べてみては?

コメント