おんJ(open2ch なんでも実況ジュピター)に「底辺漫画家やけど質問ある?」というスレが立った。書き込んだのは連載準備中の30代プロ漫画家、通称「イッチ」。売上的には底辺だが、ちゃんと原稿料で食っている現役組だ。
最初はよくある「自称プロ」を疑う空気だったが、質問に答えるうちに空気が一変。求められるまま貼った落書きが想像以上に上手く、住民から「これで底辺なん?」の総ツッコミが飛ぶことに。
収入のリアル、ネーム作家という裏方仕事の存在、AIと漫画の未来論、韓国webtoon談義まで、深夜のスレは思わぬ濃さで盛り上がった。
極めつけは、悩める読者が投稿したAI生成ネームに対し、イッチ本人が手書きで実演添削をしてみせた瞬間。住民の反応は「本物のプロや」の一言に尽きる。
PART1:「底辺漫画家やけど質問ある?」に住民が食いつく
ネーム一段落しておんjで寝るまでだらだらする為に来ました
贔屓が勝って気分もいいので
>>4(月いくらになるの?)
連載準備中なので月10万程度しか今ありません…;;
あのよ、漫画で稼げてないなら底辺じゃねーんだぞ
漫画家でないわけだから
漫画で一応稼いではいる
連載準備中=その期間漫画家ではないってことなら、それはそう
※ いきなり「底辺の定義」でマジレス合戦になる時点でおんJ民の性(さが)を感じる。稼いでいれば漫画家、というシンプルな線引きに早くも住民が唸る。
PART2:求められるまま貼った落書きに「これで底辺なん?」総ツッコミ
バニーガールって曲流行った時に誰かの為に描いた奴
正直上手くはない
(画像あり/直リン参照)
すげぇ上手いやん/素人目からすれば上手い/色彩いいね/ゴツい女すこ/かわいくないけど上手いな
イッチ絵うま
これで底辺なん?
普通にイラストで稼げそう
※ 「底辺」を自称していたイッチだが、貼った絵一枚でスレの空気が完全に変わった。売れ行きの底辺と画力の底辺はイコールではない、という当たり前だけど忘れがちな事実を叩きつけられる展開。
PART3:「ネーム作家」という裏方職業のリアル
印税はほとんどない、基本原稿料で生きている
というかワイはネーム作家が本業や
なお今度の連載は自分で作画したいから作画原作どっちもやる予定
>>283(原作付きの配分)
印税はピンキリだが、10%なら5:5とか4:6
原稿料は1万なら3000、7000とかの分け方
末端の出版社や制作会社に漫画家登録とかすればええんや
勿論最初から連載漫画の仕事貰えるわけじゃないけど、賞なんて関係ないで
※ 「ネーム作家」という肩書きは一般にほぼ知られていない裏方職。絵を描かずシナリオを漫画のコマ割りに変換するプロで、業界では引く手あまたらしい。地味だが確かな需要がある仕事、というのが今回のスレの隠れた見どころ。
PART4:AIと漫画の未来論で意見が真っ二つ
>>129(AI漫画で稼げると思う?)
AIのみでは今はまだ無理ちゃうん?元の能力が無いとディレクション能力が無いとAI使ってもいいもんはできん
そこにAI画像生成使うのはどう思う?絵が書けない原作屋が世界観を提示するのに使うんや
→イッチ:駄目とは言わんが一個人としてはノーやな。創作は楽しむ事、楽しませることが第一
aiってなんか余白を詰めたがるんよね。構図じゃなくてきゃらで埋める
※ AI賛否スレでよくある水掛け論になるかと思いきや、現役プロが「ディレクションできる人間がいないと成立しない」と冷静に線引きしたことでスレが荒れずに済んだ印象。
PART5:まさかの「本物のプロ」認定タイム
AIでストーリー漫画作ったけどどう思う?ページは飛んでるけど(画像あり)
→読みづらい/描いてくれるんか!?ぜひ頼むわ
すまん凄い雑やけど手書きで調整してみた
1P2コマ目にクエストの概要を入れた方が分かりやすいと思う
(手書き添削画像あり/直リン参照)
超ラフなのにバランスが崩れていないの凄い、さすがプロやな/すげー見やすい
編集からは違和感を感じるかどうかだけ聞いて、改善案は自分で大体出す
コマ割りや構成構図は「役割」や
※ 匿名の悩める投稿者にわざわざラフを描いて見せる無償のプロ添削。「本物のプロや」のコメントに嘘はなく、コマ割りの意図まで言語化してみせたことでスレの評価は決定的なものになった。
PART6:漫画家人生への矜持で締めくくり
自分の今描きたいと思ってる漫画を打ち切り喰らわず最後まで描きたい
金儲けたいとか、そういうのはない
作品を憂いなく描けるように実力も環境も人気もちゃんと得たいってくらいやな
幸あれ!自分が面白いと思えるものを描けるのが創作の楽しみの根源や
周りは気にせず描き切って、ブレーキや修正は後回しでええ
大切なのはハートやで。お互い楽しもうや
もう一時やしスレの流れも落ち着いてきたし
そろそろお開きにするか
付き合ってくれてありがとやで
イッチの仕事楽しそうやな
売上的には「底辺」を自称していたプロ漫画家が、質問に答えるうちに神絵と手書き添削で株を爆上げした3時間半。ネーム作家という裏方仕事のリアルや、AIとの向き合い方まで、意外と学びの多いスレだった。
「大切なのはハートやで」――底辺を自称しながらも創作を楽しみ続けるその姿勢に、あなたは何を思うだろうか。
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