総務省の「全国家計構造調査」(5年に1度実施)によると、単身世帯の平均年収は371.2万円(2024年)で、5年前の2019年の341.7万円から8.6%増加したことが分かった。年間収入は前年11月〜当年10月の税込み収入で、勤め先からの収入のほか事業・内職収入や公的年金なども含む。
単身世帯の平均年齢は54.5歳。参考までに、二人以上の世帯の年間収入は740.3万円だった。
男女別では男性436.6万円、女性301.4万円。年代別では男女とも40歳代が最多で、男性561.7万円・女性454.7万円。60歳代になると男性376.1万円・女性282.4万円と大きく下がる。
元ニュース:Yahoo!ニュース「おひとりさまの平均年収」世帯年収は371.2万円、5年前の341.7万円から8.6%増えた
PART1:単身世帯の平均年収一覧表
調査が示した年代別の数字を一覧にすると、以下のようになる。
【男性・平均年収】
平均:436.6万円/30歳未満:453.1万円/30代:482.9万円/40代:561.7万円(最多)/50代:511.6万円/60代:376.1万円/70代:283.1万円/80代以上:270.3万円
【女性・平均年収】
平均:301.4万円/30歳未満:343.3万円/30代:377.3万円/40代:454.7万円(最多)/50代:395.9万円/60代:282.4万円/70代:228.8万円/80代以上:195.4万円
男女とも40代をピークに、50代以降は徐々に下降していく傾向がはっきり出ている。
PART2:「平均」への疑問符が殺到
数字が公開されると、まず飛んだのは平均値そのものへの疑問だった。
「中央値で出してくれ」
「平均年収www で、中央値は?」「平均で、何が判るんだ?」
※この調査は平均値での公表のため、中央値(ちょうど中間にいる人の年収)は分からない。一般的に年収は高所得者が平均を引き上げる傾向があるため、「平均より自分が低い」と感じる人が多いこと自体は、統計的にはよくある現象だ。
PART3:「俺のことかと思った」報告が続々
一方で、自分の年収を打ち明ける投稿も多数見られた。
「おれのことかと思ったわ 意図せぬ転職で待遇爆上がり」
「私が60代で320万あるのは恵まれてるのね 頑張ろ」
「案外低いな 俺でも年収700万だぞ」
自虐と自慢が入り混じる、ニュース速報+ならではの光景だ。※こういう時だけ急に年収を盛り始める人がいるのも、お約束といえばお約束。
PART4:「物価の上がり方のほうが早い」の声
年収が増えたという発表に対し、物価上昇とのバランスを指摘する声が相次いだ。
「まあ物価は2倍以上に上がったのが多いがな 給与は数%上がったらしい おめでとう🥳」
「牛丼が340円から370円になったとでも」
年収が8.6%増えた一方、食品や日用品の値上げが相次いでいることもあり、「増えた実感がない」という声が根強い。
PART5:賃貸・将来不安の声も
年収そのものより、将来への不安を口にする投稿も目立った。
「賃貸ならそのうち高齢理由で更新拒否されるんだろ? どうすんだよ」
「70代以上はほぼ年金の金額でしょうな」
単身世帯は年齢を重ねるほど年収が下がる一方、住まいや生活基盤の不安は年収データだけでは見えてこない部分でもある。※年収が増えても「その先の暮らし」への不安が解消されるとは限らない、という当たり前だが重い指摘だ。
PART6:この数字、どう見る?
最後に、この調査自体への注意点を挙げる投稿も。
「お前らこの一覧みて自分はこれより上だと思って安心してるんだろうけど、これって正社員だけじゃなく派遣やパートやアルバイトを含めた年収だからな」
この指摘のとおり、今回の調査は雇用形態を問わず単身世帯全体を対象にしたもの。正社員だけの年収とは単純比較できない点は押さえておきたい。
単身世帯の平均年収は5年で8.6%増え、40代がピークという結果になった。ただし平均値である以上、「自分より多い人・少ない人がどちらもいる」という前提は忘れずに。中央値や雇用形態の違いも踏まえると、単純な数字の比較だけでは見えてこない部分も多い。
あなたの年収は、同世代の平均と比べてどうだろうか?
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