暴力団員、もう阪神戦も観戦できないと咽び泣く

甲子園で阪神戦を観戦した組員を逮捕　球場の意に反して「侵入」容疑

　プロ野球・阪神タイガースの試合を阪神甲子園球場（兵庫県西宮市）で観戦した大阪府の暴力団組員2人を、兵庫県警が建造物侵入容疑で逮捕していたことが捜査関係者への取材で分かった。

　捜査関係者によると、2人は8日昼、阪神対ヤクルトの試合があった阪神甲子園球場に観戦に訪れていたという。

　阪神甲子園球場がウェブサイトに掲載している「ご来場時の注意事項」には、「入場をお断りする方」として、「暴力団やこれに類する反社会的団体所属者及びこれらと密接な関係を有する者」と明記している。

　こうしたことから、県警は2人が球場側の意向に反して入場したと判断し、正当な理由がないのに侵入した疑いがあるとして、建造物侵入容疑を適用したとみられる。

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